「もし事故を起こして、自分の車がボロボロになったらどうしよう……」
そんな不安から、毎月高い「車両保険」を払い続けていませんか?
「車両保険は入るのが当たり前」という営業マンの言葉を信じて、年間5万円、10万円と、大切なお金を保険会社に献上しているとしたら……
それは、せっかくの資産形成に自ら「放水」して、火を消してしまっているようなものです。
こんにちは、元消防士として20年勤務し、2,000万円の貯蓄を達成した しろすけ です。
現場で常に最悪を想定する私たちは、ついつい保険も「フル装備」にしたくなります。
しかし、本当の危機管理とは「自分で払えない損失」にだけ備え、「自分で払える損失」は現金(貯金)で持つことです。
今回は、私が2,000万円を貯める中で真っ先に仕分けた、「自動車保険の正しい消火術」をレスキュー(解説)します。
自動車保険は「対人・対物」のみ!車両保険は不要
結論から言えば、自動車保険は「対人・対物賠償責任保険」のみ「無制限」で加入し、車両保険は外すべきです。
これだけで、年間の保険料は平均3〜5万円安くなります。
この浮いたお金を投資(オルカンなど)に回せば、10年後には数十万円、20年後には100万円単位の差になって現れます。
自賠責だけでは足りない!数億円の賠償リスクに備えよ
そもそも、自動車保険には「自賠責保険(強制)」と「任意保険」の2種類があります。
自賠責保険の限界
自賠責はあくまで「被害者の最低限の救済」が目的であり、その補償額には上限があります。
- 死亡: 最高3,000万円
- 後遺障害: 最高4,000万円
この金額では、実際の事故における高額賠償を全くカバーできません。
恐ろしい「高額賠償判決」の現実
もし事故を起こし、相手が医師や若者だった場合、賠償額は億単位にのぼります。以下の表は、過去の実際の判決例です。
| 認定総損害額 | 被害者(職業・年齢) | 損害内容 |
| 5億2,853万円 | 医師(41歳) | 死亡 |
| 4億5,381万円 | 公務員(30歳) | 後遺障害 |
| 4億5,063万円 | 大学生(19歳) | 後遺障害 |
| 3億9,621万円 | 小学生(11歳) | 後遺障害 |
データ出典:損害保険料率算出機構|保険料の算出
消防士の仕事と同じく、事故も「まさか」のタイミングで起きます。
数億円の借金を背負えば、公務員としての人生も、家族の未来も破綻します。
だからこそ、対人・対物は「無制限」が必須なのです。
車両保険が「不要」な合理的根拠
日本人の約4割が加入している車両保険ですが、実は「保険」という仕組みの中で最もコスパが悪い商品の一つです。
「等級制度」という後払いの罠
事故でバンパーを擦り、車両保険で10万円の修理をしたとしましょう。
一見、得をしたように見えますが、翌年から3年間「事故あり等級」となり、保険料が跳ね上がります。
- 結論: 結局、上がった保険料の総額が修理費を上回ることが多く、「自分の修理代を保険会社に手数料を乗せて分割払いしている」のと変わりません。
車の価値(時価)は猛スピードで目減りする
保険会社が算出する「車の時価額」は、毎年約20%ずつ下がります。
- 300万円で買った新車も、5年後には評価額が半分以下になることも珍しくありません。いざ全損しても、同等の車を買い直せるほどの保険金は下りないケースがほとんどです。
車両保険は「貯金がない人」の苦肉の策
車両保険は、本来「車が壊れた瞬間に修理代を出す現金が1円もない人」のためのものです。
安定した給与がある消防士なら、高い保険料を払い続ける代わりに、「最低限の修理費用(数十万円)」を現金で貯めておく方が圧倒的に合理的です。これを「自己保険」と呼びます。
【具体例】契約条件を見直してさらに安くする
対人・対物のみに絞った上で、さらに以下の条件をチェックしましょう。
年齢条件の勘違いに注意
「友人が運転するかもしれないから年齢条件を21歳以上に下げている」という若手消防士が多いですが、これは大きな間違いです。
- 年齢条件が適用される範囲: 契約者、配偶者、同居の親族のみ。
- 友人・知人は対象外: 友人が運転して事故を起こしても、年齢条件に関係なく「運転者限定」がなしであれば保険は適用されます。
正解の組み合わせ
- 運転者限定: 友人にも貸すなら「限定なし」、自分だけなら「本人限定」。
- 年齢条件: 自分(または同居親族)の年齢に合わせる(例:26歳以上、30歳以上)。これだけで、余計な保険料をカットできます。
若手消防士のための「車両保険」Q&A
Q. 新車をフルローン(残クレ)で買ったばかりですが、それでも外すべきですか?
A. ローンが残っている場合は少し慎重になる必要があります。車が全損したのに「車はないがローンだけ数百万円残る」という状況は家計に致命傷を与えるからです。その場合は、「免責金額(自己負担額)」を最高額(10万円など)に設定して、掛け金を最小限に抑えつつ加入し、ローン完済とともに外すのが賢いやり方です。
Q. 「当て逃げ」が怖いので、車両保険は必要だと思っていました。
A. 当て逃げの修理代(数万〜数十万円)は、消防士の貯金でカバーすべき「小規模なリスク」です。そのリスクのために毎年数万円払うのは、確率的に見て損をしています。
Q. 車両保険を外して浮いたお金、具体的にどうすればいいですか?
A. 迷わず「新NISA」のつみたて投資枠へ。年間4万円浮かせて年利5%で運用すれば、20年後には約130万円になります。車両保険は「車の修理代」にしかなりませんが、投資は「あなたの人生の自由」を生み出します。
まとめ:「万が一」の優先順位を間違えるな
消防士の皆さんに伝えたいのは、「リスクの仕分け」です。
- 対人・対物(無制限): 自分で払えない「億単位」の損失に備える(必須・絶対)。
- 車両保険: 貯金や工夫でカバーできる「数十万円」の損失(不要)。
車両保険で毎月数千円を浪費するのをやめ、その分を貯蓄や資産運用に回しましょう。
「お金に働いてもらう仕組み」を早く作るコツは、こうした「不要な保険」を削る勇気を持つことから始まります。
「車両保険を外すのは怖い」と思うかもしれません。
でも、その怖さの正体は「知識不足」です。
正しくリスクを理解し、仕分けることができれば、驚くほど家計は身軽になります。
まずは今回の内容を参考に、自分の保険証券をチェックしてみてください。
その一歩が、20年後の大きな自由へと繋がっています!
車に関する固定費削減をマスターした後は、「障害年金」について学びましょう!
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